コロナ禍で外出制限やテレワークの日々を送るなど、苦難の日々が続いています。プロ野球やJリーグなどスポーツ各種、芸能イベントは開催できない状況です。暗いニュースがあふれる中で心温まる、ホッと一息つける「ホッコリニッカン」面を新設しました。「日本の色」として、鮮やかな写真とともにお届けします。

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東京・築地では14日、地元の不動産会社「東京綜合不動産」が入手が困難なマスクをボランティアで配布する様子が見られた。マスクは1枚1枚チャック付きの袋に入れられ、社員数人が東京メトロ築地駅前などで街頭に立った。同社の津久井佳男社長(38)は「こういう時なので何かできないかと。詰め込む作業や出る人にもよるし、数はカウントしてない」と話すが1日に数千枚程度手渡している。10代の娘を連れて近くのすし店を訪れた都内40代の女性は「突然もらえたのでびっくりした。これから友達にもメールで教えようと思って」と娘にマスクを持たせてカメラ付き携帯電話で撮影していた。