立憲民主党の枝野幸男代表が東京都知事選で支援した宇都宮健児氏に絡み、投開票日の5日、出身地の宇都宮市の名物「ギョーザ」を引き合いに「宇都宮」を強調するような表現をツイッターに投稿した行為が、「脱法的」などとして波紋を広げている。

公職選挙法は投開票日当日に特定候補に投票を呼び掛ける行為を禁じており、ネット上や自民党などからも批判が相次いだ。

同党の福山哲郎幹事長は7日の記者会見で、枝野氏の投稿内容が公選法に抵触する可能性を指摘され「代表本人に直接、確認したが、(代表が)他意がなかった、と言っている以上、私が言うべき問題ではない」と述べるにとどめた。

同党は都知事選で共産党、社民党とともに宇都宮健を支援。現職の小池百合子氏に惨敗した。