発明家のドクター・中松氏(本名・中松義郎=92)が22日、都内で「数え年93歳大誕生会」を開いた。席上で、席上で、目からの飛沫(ひまつ)感染を防ぐ初のマスク「ドクター中松 スーパーメン SUPER M.E.N」の最新型として「99型 究極」を発表した。

中松氏は、東京都の小池百合子知事がこの日の会見で、新型コロナウイルスの感染が拡大する現状について「第2波かも知れない、という心構えで」などと警戒を呼び掛けたことに対して「もう2波は来ている。かもしれない、なんてズレている」と痛烈に批判した。

中松氏は、政府がこの日から旅行を促進する観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンを始めたことに対して「国家の最大の危機に、見当違いなことをやって予算を使っている」と痛烈に批判した。その上で、小池知事が23日から26日までの4連休中に「外出を出来るだけ控え、外出される場合は万全の準備を」と、不要不急の外出自粛を呼びかけたことについても首をかしげた。

中松氏 巣ごもりで経済がダメになった。外出などの自粛を解除したら、今度は感染者が増えてダメだった。締めても緩めてもダメだからといって、4連休に外出をしないなんて…。

その上で、中松氏は改めて、個々人が新型コロナウイルスから身を守る適切な装備を着用する「個人封鎖」をした上での、経済活動促進の必要性を訴えた。

中松氏は、小池氏が3月25日に週末の不要不急の外出自粛を要請した段階から、疑問を呈してきた。同26日には緊急提言「ドクター・中松コロナドクトリン」を発表。その中で「都市を封鎖しても、その中でコロナは活動し感染は広がる上、経済、文化活動が停滞する重大な欠陥がある。従って、都市封鎖はベストな方法ではない。各個人がコロナウイルスから防衛されることと、患者がコロナウイルスを発しなければコロナは広がらない」と訴えた。

「ドクター・中松コロナドクトリン」発表から4カ月がたった今、中松氏は「の状況は向こう2年以上は続くと予想される。経済を回しても、感染しなければいい。よろいを着て戦いに出るように、個人封鎖をして経済を回さないといけない」と繰り返した。その上で、この日、発表した「ドクター中松 スーパーメン SUPER M.E.N99型 究極」の普及を訴えた。

中松氏はこの日の会に、安倍晋三首相をはじめとした閣僚、昭恵夫人まで招待したが、1人も来なかったことに激怒した。この日は、小池知事も招待していたが同じく来なかったという。中松氏は、小池氏が西村康稔経済再生担当相との会談の際などに口にする「高い緊張感を持ち」などの文言を引き合いに「(新型コロナウイルスに対して)ご自分が高い緊張感を持って、最も国家を救うことを提案した私の会に、話を聞きに来ればいい」と険しい表情で言い放った。【村上幸将】