温暖化などの影響で歴史的な不漁となったサンマが東京・築地場外市場で今季初めて店頭に並んだ。

1本なんと850円の高値で、昨年の漁で捕獲されすぐに冷凍されたサンマは同250円。北海道厚岸(あっけし)町に水揚げされたサンマで、豊洲市場では1匹150グラム前後が1キロ6000円で取引された。セリでは1匹130グラムの小ぶりなサンマも姿をみせ1キロ4800円だった。新サンマを販売した三宅水産では「ウチは150グラムを3箱仕入れたけど、そりゃ高いですよ。でも旬の魚なので売り切れましたね」と話した。