日本棋院は7日、囲碁の女流タイトル戦「第8期会津中央病院・女流立葵杯」の挑戦者トーナメント準決勝、決勝の延期を発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響のため。当初は福島県会津若松市で今月22日に準決勝の上野愛咲美女流棋聖(19)対加藤千笑二段(19)戦、牛栄子三段(21)対仲邑菫二段(12)戦を行い、勝者が23日に決勝を戦って、藤沢里菜女流立葵杯(22)への挑戦者を決めるはずだった。

今後の予定として、同市で6月15日に挑戦者決定トーナメント準決勝、翌16日決勝を行った後、挑戦手合3番勝負第1局を同月18日、第2局を翌19日に開催することも明らかにした。なお、第3局までもつれた場合は東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」で行うが、期日は未定。