モーニング娘。の第2期メンバーの元タレントの市井紗耶香さん(37)が10日、東京・永田町で来年実施される参院議員選挙に立憲民主党比例代表候補として出馬すると発表した。

市井さんは2019年7月に行われた参院選で同党公認として比例代表候補で立候補し、5万415票を獲得したが、比例候補中9番目で次点となって落選した。その後、同10月、同党つながる本部「子ども子育てプロジェクトチーム」のコーディネーターに就任し、4人の子どもの母親の視点から活動していた。

市井さんは「出馬した参院選から2年、政治と生活が切っても切り離せないつながりがあると知りました。人は何度でもチャレンジできること、続けることの大切さ、そして大きな希望と未来を持つこと、私の人生が180度変わることを立憲民主党から学ばせてもらった」と話し「つながる本部で多くの市民と方と政治をつなげる役割をになってきました」とこの2年間の活動について訴えた。

出馬するにあたり「子育て支援は無事いきわたっていますか、安心で子ども産んで育てられていますか。私は政治にやりがいと生きる居場所を見つけました。声にならない小さな声にも耳を傾け全国を歩いて、寄り添っていきたいと考えています」と話した。

市井さんは都議選でも立憲民主党の推薦する候補者の応援で飛び回っていたが、今秋にも行われるとみられる衆院選でも「各候補者をはじめ、新人候補者の方もいらっしゃいますが、できるだけ全国各地を多く回って応援をしたいと思っています」と話した。