気象庁などは14日午後、大雨の影響により、島根と広島を流れる江の川で氾濫が発生したことを発表し、注意を呼びかけた。

午後2時に、下流の島根・江津市桜江町と美郷町で氾濫が起きたと発表。最高レベルで、災害がすでに発生していることを示す「警戒レベル5相当」とした。同2時20分には、上流の広島・三次市粟屋町でも氾濫が発生し、同じく「警戒レベル5相当」とした。

気象庁は「直ちに市町村からの避難情報を確認するとともに、各自安全確保を図るなど、適切な防災行動をとってください」と注意喚起している。

この日午前には九州でも、佐賀・武雄市などを流れる六角川が氾濫した。