自民党総裁選(29日投開票)に出馬した高市早苗前総務相(60)が、純白のウエディングドレスにメロメロとなった。

21日、国会内で日本ブライダル文化振興協会の関係者と面会。同関係者が持参した白のドレスに「わあ~」と目を輝かせて歩み寄ると、「いいですよねえ。懐かしいなあ~。もう1度着たいわあ~」。婚活にも出馬意欲?を示唆した。17年前の自身の披露宴姿も思い出しながら「私の結婚式の時はレンタル衣装屋さんに行ったのですが、かわいいのは巨大タイプがなくて。かわいいのを着たかったんだけど、デザインというより、二の腕が入るかどうかで選んじゃった」。実際に目の前のドレスに手で触れながら、袖元を確認し「入らない、絶対入らないわ~」。プレゼントされたウエディングブーケを片手に笑った。

ブライダル業界も新型コロナウイルス感染拡大の影響により、結婚式の延期や中止が相次いだ。同協会によれば、約1兆4000億円予定だった昨年の市場規模が、約1兆円の激減。過去1年半で約33万組が披露宴などを取りやめ、挙式、指輪、新居、引っ越しなどの経費も合計約6兆円が動かなかった報告も受けた。

コロナ自粛関連の協力金見直し、ウエディング需要を活性化させる「Go To ウエディング」事業の提案、結婚支援を含む少子化対策の3項目を主とした「要望書」を受け取った。「大いに価値がある支援、投資でもあると思う。大変参考になりました。しっかりと検討して盛り込んでいきたい」。ドレスを前にした表情を一変させ、要望実現に向けた尽力を約束した。

高市氏は2004年(平16)に自民党の山本拓衆院議員(69)と結婚。2017年に離婚を発表している。