9月30日、仙台市太白区あすと長町に移転したKHB東日本放送の新社屋落成記念式典が、県内の市町村長、経済界の関係者ら約90人が出席し行われた。冒頭、あいさつに立った佐藤吉雄社長は「地上波のテレビ番組、リアルのイベント、ネットでの発信や交流、この3つを連動させた新しい時代のローカルのテレビを作り上げます」と宣言。

続いて来賓の村井嘉浩宮城県知事、郡和子仙台市長が登壇。村井知事は「新社屋から宮城県の地域情報や魅力を発信し、持続的な地域の発展にご協力をお願いします」と祝辞を述べた。

また、この日新たなロゴマークもお披露目された。KHBから“khb5”と大文字から小文字へと変化した、全体的に丸みを帯びたデザインは、安心や信頼を与える放送局であり続けたいという思いを示し、上部に施された鋭角のエッジは1人1人へワクワクを届ける存在でありたいという挑戦心を示している。

新社屋は建物正面に突き出したガラスウォールの2~4階までひと続きの階段や「上昇気流」を表すツイスト上の鉄塔など、独創的な外観が特徴。2日(土)には新社屋移転を記念し、お笑いコンビのサンドウィッチマン伊達みきお、俳優大泉洋らが出演する「あすとつながるテレビ」が放送される。