東京都の小池百合子知事は8日、上野動物園で6月に誕生した双子のジャイアントパンダの名前について、雄が「シャオシャオ(暁暁)」、雌が「レイレイ(蕾蕾)」に決まったと発表した。
小池氏は名前の意味について、シャオシャオは「夜明けの光がさして明るくなっていく」、レイレイは「つぼみから美しい花が咲いて未来へとつながっていくことを表している」とし、2頭の組み合わせを「明るい夜明けから未来へつながるという意味もある」などと説明した。来年1月くらいには一般公開する予定という。
名前は8月に「カタカナ9文字以内」を条件に公募。19万2712件の応募の中から、日本パンダ保護協会名誉会長の黒柳徹子さんらによる選考委員会での検討などを経て決定した。上野動物園のパンダは初代のカンカン(康康)、ランラン(蘭蘭)から歴代、同じ音を繰り返す名前だが、今回の双子もその伝統を守ったものになった。
双子は、父親がリーリー(力力、16歳)、母親がシンシン(真真、16歳)。お姉さんのシャンシャン(香香、4歳)に続き、4年ぶりに誕生した。生まれた時は体重百数十グラム。シンシンが1頭の世話をしている間、もう1頭は保育室で飼育管理されて順調に成長し、生後100日を超えた時点で体重が6キロ以上、体長も約60センチになっている。
大半は寝てすごしているが、起きている時は動きが活発になってきて、ハイハイしたり、元気にじゃれ合ったりしている。歯も生え始めている。
同園は一般公開に向けて、日中はラジオを流して、人の声や物音に慣れさせる練習を続けている。
【上野動物園の歴代のジャイアントパンダ】★は在園中
▼カンカン(康康)雄=1970年11月、生まれ(推定)。72年10月28日、来園。80年6月30日、死亡(推定9歳)
▼ランラン(蘭蘭)雌=68年11月、生まれ(推定)。72年10月28日、来園。79年9月4日、死亡(推定10歳)
▼ホァンホァン(歓歓)雌=72年、生まれ(推定)。80年1月29日、来園。97年9月21日、死亡(推定25歳)
▼フェイフェイ(飛飛)雄=67年、生まれ(推定)。82年11月9日、来園。94年12月14日、死亡(推定27歳)
▼チュチュ(初初)雄=85年6月27日、上野生まれ。同6月29日、死亡。父フェイフェイ、母ホァンホァン
▼トントン(童童)雌=86年6月1日、上野生まれ。00年7月8日、死亡(14歳1カ月)。父フェイフェイ、母ホァンホァン
▼ユウユウ(悠悠)雄=88年6月23日、上野生まれ。04年3月4日、死亡(15歳9カ月)。父フェイフェイ、母ホァンホァン
▼リンリン(陵陵)雄=85年9月5日、生まれ。92年11月5日、来園。08年4月30日、死亡(22歳7カ月)
▼シュアンシュアン 雌=87年6月15日、メキシコ生まれ。03年12月3日~05年9月26日、上野に滞在
★リーリー(力力)雄=05年8月16日、生まれ。11年2月21日、来園
★シンシン(真真)雌=05年7月3日、生まれ。11年2月21日、来園
▼雄=12年7月5日、上野生まれ。同7月11日、死亡。父リーリー、母シンシン
★シャンシャン(香香)雌=17年6月12日、上野生まれ。父リーリー、母シンシン
★シャオシャオ(暁暁)、レイレイ(蕾蕾)=21年6月23日、上野生まれ。父リーリー、母シンシン

