囲碁の最年少プロ、仲邑菫二段(12)が24日、東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」で打たれた第33期女流名人戦挑戦者決定リーグ戦で、謝依旻七段(32)に黒番2目半勝ちし、リーグ成績を2勝1敗とした。

謝は2006年(平18)の第8期女流最強戦を制し、17歳1カ月と当時の女流棋士史上最年少で初タイトルを獲得した。2007年(平19)に17歳11カ月で女流本因坊を獲得、翌年には18歳3カ月で女流名人を獲得、16年には女流本因坊、女流名人、女流立葵杯、女流棋聖、扇興杯の女流5冠を達成している。

そんな実力者を相手に、仲邑は昨年「おかげ杯」で初めて対戦して敗れた。今回、初参加の女流名人リーグで大金星を挙げた。

藤沢里菜女流名人(女流本因坊・女流立葵杯・扇興杯=23)への挑戦権を争うリーグ戦は7人総当たり。初戦で大森らん初段(19)を下し、2回戦では鈴木歩七段(38)に敗れた。白星が先行して挑戦権争いに踏みとどまった。

以下リーグに名を連ねているのは前期の予選決勝で敗れた上野愛咲美女流棋聖(20)、昨年6月の女流立葵杯準決勝で敗れた牛栄子四段(22)、13年に女流本因坊を獲得した向井千瑛六段(34)。タイトル戦出場経験のある強豪との対戦を控えている。

今期は早くも星のつぶし合いが始まっている。腕試しとも言うべき女流名人リーグで、どこまで勝ち星を伸ばせるか注目だ。