14日午前9時半ごろ、栃木県上三川町上神主の住宅に住む男性(68)から「強盗が入り、家族がバールで殴られた」と110番があった。県警によると、3人が病院に搬送され、男性の妻の富山英子さん(69)が死亡した。県警は強盗事件として逃げた人物を追い、事情を知っているとみられる若い男1人の身柄を確保した。

県警によると、住宅は6人暮らし。警察官が到着した際、富山さんは1階の居間で倒れていた。ほかに搬送されたのは富山さんの長男と、別居の次男。長男は近くで農作業をしており、父親から電話を受けて住宅に駆け付け、負傷した。長男、次男とも頭部にけがをしたが命に別条はない。

逃げたのは複数人とみられ、黒い目出し帽をかぶった者もいた。

近隣に住む農業男性(81)は午前9時ごろ、目出し帽をかぶり鎌のような物を持つ若い男を目撃。不審に感じて話しかけたが、短い会話の後に立ち去ったという。男性によると、「他県ナンバーのオートバイや車がうろうろしている」と1カ月くらい前に回覧板で注意喚起があった。

男性は取材に「富山さんは働き者で明るくちゃきちゃきしていた。普段この辺りは何もないのに」と話した。