立憲民主党は26日、両院議員総会で新執行部の人事案を承認し、新体制を発足させた。

泉健太代表が続投、岡田克也元副総理が幹事長、長妻昭元厚労相が政調会長、大串博志元総理補佐官が選対委員長に起用され、安住淳元財務相が国対委員長に再任された。西村智奈美前幹事長と逢坂誠二代表代行は、代表代行として執行部に留任した。

泉代表はベテラン起用を「立憲民主党には元総理大臣や多くの大臣経験者、政務三役経験者がいる」などと人事強化を強調したが刷新感に欠ける。新執行部は参院選で改選23議席から17議席に減らすなどの惨敗から党再生を担う。一方で岡田氏、大串氏、安住氏は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が判明した。旧統一教会の機関紙「世界日報」の取材を受けていた岡田氏は「極めて申し訳なく、残念なことだった」と陳謝した。