立憲民主党、共産党などの野党は14日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題で合同結婚式で韓国人と結婚したが帰国して脱会した2人の元信者からヒアリングを行った。

30代の元女性信者は「韓国で暮らす日本人妻には子どもがいるので帰国が困難。パスポートを韓国人の夫に取り上げられているケースもある。帰国したくてもできない日本人妻は約7000人(推定)の中に多数いるはず」などと説明。帰国時の政府の支援を訴えた。

合同結婚式で韓国に渡った日本人妻の人数について外務省領事局担当者は「その数は把握していないが、一般の婚姻の方と、どう区別して把握できるかどうか検討している」とした。