陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県)に所属していた元1等陸士で、性被害について防衛省から謝罪を受けた五ノ井里奈さん(23)が28日、ツイッターを更新。「一人の人間として見てほしい」と思いをつづった。

五ノ井さんは性被害を告発した人物として世間に認識されている現状を受け、「どうにかしてこのレッテルを払拭させたい。被害者としてじゃない、告発の〇〇じゃない。一人の人間として見てほしい」と訴え、「普通の幸せを。それを表にどんどん出して本来の五ノ井を伝えていく。色々と模索中です。何も特別なものは持ってません。ただ柔道と人を笑わせるのが好きなだけです。考え行動し変える」と記した。

五ノ井さんは22日にも「良く言われる事は、五ノ井里奈という名前だけでこの先、就職先とかとってもらえない事も起きてくると。そうかぁ。悪い事はしてないと思ってるけど風当たりが強い。でも食べていくには稼がないといけない。やりたい事沢山あるけど基盤をしっかり作らないと進まない。現実はそう甘くない。悩む。日々。。」と、告発の余波に悩む現状をツイートしていた。