日本維新の会の松野明美参院議員が5日、参院本会議で初の質疑を行った。

ソウル五輪の陸上女子1万メートル代表でタレントを経て、7月の参院選に比例代表で初出馬して当選した松野氏は次男健太郎さんにダウン症の障害があったことから熊本市議、熊本県議時代も福祉分野に取り組んできた。「現在は2人の息子の母ですが、次男が障がいがあることで本当に生きづらさを感じ、悩み苦しんだ時期もあった」と経験を踏まえ、障害者総合支援法などについて加藤勝信厚労相らに答弁を求めた。

厚労委員会で2度の質疑を行い、初めての本会議では「一番やりたい分野で初登壇させていただいた」と障害者医療、介護分野への政策に意欲を示した。