将棋の最年少5冠、藤井聡太王将(竜王・王位・叡王・棋聖=20)が羽生善治九段(52)の挑戦を受ける、第72期ALSOK杯王将戦7番勝負第2局が22日、大阪府高槻市の温泉旅館「山水館」で再開した。

初防衛を目指す藤井が開幕連勝し、5冠堅持に前進するか。前人未到のタイトル獲得通算100期を目指す羽生が巻き返し、タイに追いつくか。羽生が積極的に攻め、激しい攻防が繰り広げられている。

午前10時30分を回り、両者の控室にはおやつが用意された。藤井は和菓子「槻っ子」「アイスコーヒー」を注文。「槻っ子」が焼き栗あん、粒あん、黄みあんの3層からなり、「高槻城」をかたどった和スイーツ。

羽生は「摂津峡地玉子プリン」「オレンジジュース」を注文。プリンは摂津峡の地たまごを使った山水館オリジナルプリン。

対局は持ち時間は各8時間の2日制。昼食休憩をはさみ、夜までには決着の見込み。