自民党は22日、衆院小選挙区定数「10増10減」の対象となる15都県134選挙区のうち、宮城県(2、4区)、東京都(14、18、30区)の計5選挙区で次期衆院選の公認候補予定者となる支部長を決定し、追加発表した。比例代表では元タレントの森下千里氏(41)が宮城県衆議院比例区第1支部長となり、比例東北ブロックの公認候補予定者となった。

森下氏は2021年の衆院選に宮城5区から自民党公認で初出馬し、9期連続当選を果たした立憲民主党の安住淳氏に敗れたものの6万1410票を獲得して1万9623票差と善戦した。第5支部長代行の森下氏は、4区選出の現職伊藤信太郎氏とともに宮城県連から党本部に上申していたが、伊藤氏が宮城の新4区支部長に選任され、森下氏は比例代表に回ることになった。自民党は計111選挙区で支部長が決定、残りは23選挙区となった。