星野リゾート(本社・長野県軽井沢町、星野佳路代表)は31日、東京・浅草に「OMO3浅草(おも)by星野リゾート」(客室98室、1泊1万8000円~=税込み)を開業する。その内覧会が27日に行われた。
「OMO」は都市観光客をターゲットに、地元ならではの面白さを堪能してもらおうと開設した宿泊施設。浅草の開業で、都内は大塚、赤坂に次いで3店舗目、全国では15店舗目となる。コンセプトは「粋だねぇ、浅草上手」。浅草駅から徒歩約4分、浅草寺から約1分の場所にあり、13階建ての館内からは浅草寺の境内や東京スカイツリーを眺められる。
街の楽しさを伝えるため、ホテルから徒歩圏に地元の人行きつけの飲食店などを案内する通称「ご近所マップ」の「Go-KINJO」を1階フロント前と、13階の滞在拠点となる「OMOベース」に掲示している。このほか、ホテルスタッフの「ご近所ガイドOMOレンジャー」が早朝の浅草を案内する「粋だねぇ、明けの浅草さんぽ」といったアクティビティもある。
浅草付近は、東京五輪・バラリンピック2020を見越して多くのホテルが出店してきた。新型コロナウイルスの感染大爆発で観光はひと息になったが、行動制限の解除でコロナ前のにぎわいを取り戻しつつある。ただし、観光をサポートするサービスを行う宿泊施設は少ない。そこで地域で連携して地元に根付いた情報を提供することで、OMOとして築いた特色を出していく。
運営する星野リゾートでは、「国内からの宿泊客とインバウンド(訪日外国人観光客)の割合を1対1と見込んでいます。まずは国内からの需要を掘り起こしたい」としている。

