元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏(66)が15日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演し、宝塚歌劇団の劇団員が転落死した問題について言及した。

若狭氏は宝塚歌劇団を調査していた外部弁護士による調査チームについて「はたからみて公正に見える『公正らしさ』を担保しないといけない」と述べた。若狭氏は、調査チームが同じ事務所の弁護士9人で構成されていることを問題視し「遺族からみたら公正じゃないと思ってしまう」と指摘した。その上で「(調査チームが)1つの見方でずっと突き進んでしまったのではないかという思いに駆られる。そこが問題。調査委員会がなにも事業者の事を全部悪く言えばいいっていうわけじゃなくて。少なくとも大事なのは公正らしさを保った形で調査をするということ」と強調した。

宝塚歌劇団の問題を巡っては、劇団が14日に記者会見を行い、いじめやハラスメントは「確認できなかった」とする調査チームの報告書を伝えた。遺族側は「パワハラ行為を認定しないのは、一時代前の価値観に基づく思考」と訴え、再検証を求める意向を示した。