東京大学大学院准教授の斎藤幸平氏(36)は21日、TBS系の情報番組「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)に出演し、自民の派閥解散の動きについてコメントした。
裏金事件をめぐり自民党の3つの派閥(安倍派、岸田派、二階派)が次々に解散方針を表明したことについて「まず筋違いなのは(裏金づくりが)誰の指示で、いつから、どれぐらいの規模で、行われていたことの説明を国民は求めている」として「自民党の政治刷新本部にしても、派閥解散にしても、これからという未来の話にすり替わったまま、過去の問題がうやむやになってしまっている」と指摘した。
また「本当に岸田総理が責任を感じているんであれば、まず、総理大臣の地位を辞めるべきではないかと思う」と断じて「会計責任者が立件されたけれども、元派閥の代表として、当然、会長には問題を監督する政治的な責任がある。その責任を問われないようにするために、先だって派閥を解散してしまえとなれば、支えてくれた人たちや仲間を裏切ることになる」と話した。
さらに「(派閥解散は)説明逃れの策略だったといわれてもしょうがない。本来の国民の求めている対策と自分を守っているだけじゃないかということのズレが生じている」と、本質を隠すためだけの派閥解散だとして、不信感を示した。

