大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏が24日、X(旧ツイッター)を更新。ウクライナへのロシア侵攻開始から2年がたったことなどを受け「戦争指導こそが政治家にとって最も重要な能力」と持論を展開した。

橋下氏は、日本維新の会政調会長の音喜多駿参院議員の投稿を引用。音喜多氏は「本日24日でロシアによるウクライナ侵略開始から2年が経過します」と切りだし「改めてロシアによる武力侵略を最大限に強い言葉で批判するとともに、国土を守るために闘うウクライナに心から敬意を評し、できうる限りの支援を続けていくことを誓うものです」。加えて「日本維新の会はウクライナに日本製ピックアップトラックを20台寄贈するなど独自支援をいち早く実行し、政府による自衛隊車両支援の先鞭をつけてきました」と報告していた。

これを受け橋下氏は「戦争指導こそが政治家にとって最も重要な能力。合理性のない威勢だけの政治は国を滅亡に導く」と記述。「やらないよりましだが、日本のこの程度の支援ではウクライナの勝利を導くことは不可能」とし、その上で「本質的問題を避けてピックアップトラック20台の提供をことさらアピールするのは、一有権者からすると一番やって欲しくない政治。政治家のやっている感での自己満足政治に感じる」と私見をつづった。