「青汁王子」こと実業家三崎優太氏が19日、X(旧ツイッター)を更新。自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件について言及した。

三崎氏は「裏金脱税の政治家80人の一斉処分が発表されたが、実際には『除名』や『離党勧告』といった重い処分を行わない方針って、ふざけてるよな」と怒りをあらわにし「裏金問題で責任をとるって言ってるなら、議員辞職して罰を受けるしかなくない? 脱税は犯罪なんじゃないの? さっさと逮捕しろよ、一般人にはそうしてんだろ」とつづった。

この投稿にユーザーからは「本当にその通り!何故そうしないのかの説明してもらいたいですね」「なにも意味のない処分で誤魔化されておわりますよね」「まずは不記載分の金額に課税してから処分が筋ですよね」などの声が上がった。

共同通信は18日、自民党が裏金議員への処分を4月上旬にも行う方向と報道。一方で、党則で定められる8つの処分のうち、最も重い「除名」と、その次の「離党勧告」は見送ると報じた。

岸田首相は17日の自民党大会で、裏金問題が指摘されている所属議員に対する党としての処分を、茂木敏充幹事長に指示したことを表明。処分の内容については「記載の金額や程度、役職などの議員歴、説明責任の果たし方などを総合的に勘案し、党紀委員会の議論をへて、厳しく対応していく」と述べ、裏金問題を受けた対応や説明責任の内容を吟味した上で、厳正に対応する考えを示していた。