立憲民主党の野田佳彦代表は20日、東京・JR新宿駅前で街頭演説し、告示まで2カ月を切った東京都議選(6月13日告示、22日投開票)や7月の参院選に触れながら、「(与野党に)緊張感がある議席の配分にぜひしていただきたい」と述べ、支持を訴えた。
野田氏は、昨年の衆院選で同党の議席が50増え、与党が過半数を割ったことで、国会の与野党攻防にこれまでとは変化が出たことに触れ「やっぱり政治は緊張感が必要とあらためて思う」と指摘。その上で「東京都政は(小池百合子知事が特別顧問を務める)都民ファーストの会、自民党、公明党が圧倒的多数の与党で、緊張感がないんですよ」とした上で「我々の仲間の都議が質問しても、小池知事は答えてくれないというか、黙殺というか、俗な言葉で言うとシカトされちゃうんですよ」と、小池知事の同党都議への対応に不満を漏らした。
都議会で、立民議員などが「知事の見解」をただした際に小池氏が答えず、内容に応じてそれぞれの担当局の局長らが答弁するケースがあることを指すとみられる。野田氏は、「都民に選ばれた議員の話を聞いて、それに答えないトップというのは私はおかしいと思う。もっといろんな人の声に耳を傾けてもらわなくてはならない」とした上で「そのためにも、(立民が)都議会で躍進しないといけない」と、訴えた。
財源が豊かな東京都に対し「(自身の地元の)千葉県からすればうらやましい」と述べ、学校給食無償化や所得制限をつけない高校授業料無償化など都の政策を評価しながらも、昨年の都知事選でも批判が出た都庁舎へのプロジェクションマッピング投影事業や、お台場に設置が計画されている世界最大規模の噴水に言及。「お金がありすぎるがゆえに、むだ遣いもいっぱいやっているんじゃないですか?」と、チクリ指摘した。

