テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の大越健介キャスターは5日夜の放送で、参院選大敗を受けて退陣圧力が強まる石破茂首相(自民党総裁)の進退をめぐり議論が交わされる予定の8日の自民党両院議員総会を「国民公開型」で行ってはどうか、とのアイデアを披露した。
大越氏は、5日で臨時国会が閉会したことを踏まえ「あらためて石破さんの進退に焦点が移っていきます。ポイントの1つが8日の金曜日に行われる調印議員総会です」とコメント。その上で「ぜひこの総会、インターネット中継などを通じて、国民に開かれた形で開催してほしいと思います」と提案した。
「石破さんは自民党総裁であると同時に、国民の総理大臣でもあるというのがその理由です」とも語り「総理総裁の進退をめぐる大事な議論の一部始終は、国民に共有されるべきだと私は思いますが、執行部のみなさん、いかがでしょうか?」と、生放送を通じて、自民党執行部に呼び掛けた。
7月28日に行われた意見交換形式の自民党両院議員懇談会は、石破首相らの冒頭あいさつまでが報道陣に公開され、その後4時間半近く続いたやりとりは非公開だった。
今回の両院議員総会は、懇談会に比べると、議決権がある。「石破おろし」勢力は、総会の場で首相の辞任を求めて攻勢を強めたい思惑とみられるが、実際に石破首相を追い詰めることができるかどうかは不透明な情勢だ。

