高市早苗首相は5日の衆院代表質問で、自民党が日本維新の会の主張をのむ形で連立合意した政策の「議員定数削減」を争点に、年内に衆院解散・総選挙に踏み切るのか問われ、「今は、解散について考えている余裕はございません」と述べた。
国民民主党の玉木雄一郎代表の質問に答えた。
玉木氏は、議員定数削減について、首相の所信表明演説で触れられなかったことに言及しながら、定数削減法案の提出時期などを問うた。その上で「与党の中からは、議員定数削減を争点に、年内にも解散総選挙との話が出ていますが、そのようなことを考えているのか、高市総理の考えをお聞かせください」と指摘した。
これに対し、高市首相は「解散総選挙につきましては、今とにかく急ぐべきは物価高対策と申し上げてまいりました。経済対策をはじめ、お約束した政策を実行し、政策を前に進めるのが重要であると考えている」とした上で「まあ、今は解散について考えている余裕はございません」と、かわした。
ただ、一部調査では80%を超える内閣支持率を記録した高市内閣。各社調査でも軒並み高い支持率となっていることを受け、昨年の衆院選や今年の参院選で自民党から離れた「保守票」の取り戻しに向けて、高市首相が早期の衆院解散・総選挙に踏み切るのではないかとの臆測がくすぶっているのは確かだ。

