国民民主党の榛葉賀津也幹事長は14日の定例会見で、12日の参院予算委員会で質疑した小泉進次郎防衛相について「覚醒した感があるね」と、評価した。「堂々と自分の言葉で。横須賀の海上自衛隊を含め、得意分野と思うが、いい議論ができている」と述べた。
高市内閣の国民民主党に対する、向き合い方に関する質問の中で答えた。
榛葉氏は「高市総理は総理になられる前からご一緒させていただくこともあるし。いろんな話をさせていただいている」と、政権の向き合い方について指摘。高市首相や進次郎氏、金子恭之国交相ら、12日の委員会質疑で相対した閣僚に触れながら「木を鼻でくくった答弁を『木鼻答弁』というが、それはなかったね。しっかり自分の言葉で答えてくれるところが、歴代内閣と非常に違う」と感想を口にした。
その背景について「そうせざるを得ないのは、どんな高い支持率でも衆参で過半数がない現状を、よく分かっていらっしゃる。支持率が高いからといって、浮かれていない内閣だ」と冷静に分析した。
その上で、進次郎氏に言及。「小泉さんも前から、いろんなところでご指導をいただいてまいりましたが、(今は)ちょっと覚醒した感があるね」と評価。「堂々と自分の言葉で。(地元の)横須賀の海上自衛隊含めて得意分野と思うが、いい議論ができている」述べ、今度、高市政権とは「経済の問題でも、いい議論をやっていきたい」と語った。
榛葉氏は、12日の参院予算委員会で、安全保障関連3文書の改定と、防衛費と関連経費を合わせ国内総生産(GDP)比2%の増額を、前倒しで目指す政府目標の意義について進次郎氏に質問。答弁内容を受けて「大臣、なかなか力強いね。いいよ」と評し、進次郎氏は笑顔で応じた経緯がある。
進次郎氏はこれまで、受け答えが「進次郎構文」とやゆされることも多かったが、地元が米軍基地や自衛隊の施設がある横須賀ということもあり、安保防衛政策には長年問題意識を持って取り組んできたとされる。コメ対策で連日発信を続けた農相時代のコメントと比べ、防衛相としての発信に対しては、SNSでも「完全に覚醒してる」などの高評価を受けている。

