立憲民主党の小沢一郎衆院議員が24日までにX(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相が数時間費やしたというG20出発前夜の「マウント取れる服」投稿に対し「外観に過剰に神経質になる前に、総理として、まず言葉選びにこそ慎重であるべきではないか」と苦言を呈した。
高市氏は20カ国・地域首脳会議(G20サミット)出席を前にした21日夜、自身のXを更新。「昨日は、午前中の日程を空けてもらって出張用荷物のパッキングをしましたが、悩みに悩んで凄く時間がかかったのが、洋服選び…。去る11月14日の参議院予算委員会における安藤裕参議院議員の御発言が、頭の中でグルグル。『これから、高市総理はじめ各閣僚の皆さんも、世界各国のトップと交渉しなくてはなりません。そのときに、できれば日本最高の生地を使って、日本最高の職人さんが作った服でしっかりと外交交渉してもらいたいんですよ。安物の服で対応していたらなめられます』 私は日本最高の生地を使った服や日本最高の職人さんが作った服は持っていませんが、安藤議員の御指摘は一理ある気がして、クリーニングから戻ってきた服の中から、『安物に見えない服』『なめられない服』を選ぶことに数時間を費やしました。結局、手持ちが少なく、皆様が見慣れたジャケットとワンピースの組み合わせで荷作りを終えましたが…。外交交渉でマウント取れる服、無理をしてでも買わなくてはいかんかもなぁ」と投稿した。
小沢氏は、「外交交渉でマウント取れる服、無理をしてでも買わなくてはいかんかもなぁ」との高市氏の発言を引用した上で「こういう言葉を発言すれば相手も身構える。もはや一議員ではない総理の発信は大変な影響を与える。外観に過剰に神経質になる前に、総理として、まず言葉選びにこそ慎重であるべきではないか」とポストした。
高市氏の「言葉選び」については明示していないが、11月7日の衆院予算委での、高市氏の台湾有事をめぐる「存立危機事態」答弁が発端となり、中国側が反発し、日中関係の緊張が高まった状況が続いている状況が念頭にあるとみられる。服選びに悩んだG20でも、高市氏は中国の李強首相とまったく接触できておらず、収束の糸口は見いだせていない。

