30歳以下、七段以下の囲碁棋士16人で争う若手限定戦、「第20回広島アルミ杯・若鯉戦」の本戦トーナメント決勝、大西竜平七段対横塚力若鯉杯戦が30日、広島市の中国新聞本社ビルで行われた。対局は大西が横塚に黒(先手)番1目半勝ちして初優勝し、賞金300万円を獲得した。

大西は29日に行われた1回戦で22年新人王の酒井佑規六段、準々決勝で今年の名人戦挑戦者決定リーグ戦に入った福岡航太朗七段、30日午前の準決勝では三浦太郎俊英と若手実力者を撃破。同じく1回戦で田中康湧五段、準々決勝で大竹優七段、準決勝で蕭鈺洋(しょう・ぎょくよう)新人王に勝って連覇を目指した横塚を最後に振り切った。

大西は2016年(平28)の新人王戦に初参加で初優勝。16歳6カ月と、この棋戦を史上最年少で制して初タイトルを獲得した。5年前には当時の本因坊戦挑戦者決定リーグ戦に初めて入っている。

若鯉戦は2006年(平18)に創設。当初は非公式戦だったが、11年の第6回からタイトル戦となった。すべて一発勝負の勝ち抜き戦で行われる。