激動の1年を代表する言葉を選ぶ、毎年恒例「現代用語の基礎知識選 2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」のトップ10と年間大賞が1日発表され、大賞には高市早苗首相を受賞者とする「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が選ばれた。選考委員特別賞には25年6月3日に89歳で亡くなった故長嶋茂雄巨人名誉監督を受賞者として「ミスタープロ野球」が選ばれた。

トップ10には「国宝(観た)」「古古古米」「緊急銃猟/クマ被害」などが選ばれた。ノミネート30語に入っていた「長袖をください」「ひょうろく」などはトップ10を逃した。

選考委員を務めたやくみつる氏の選評も公開された。やく氏は選考委員の中でただ1人、選考委員特別賞の「ミスタープロ野球」について言及。今年はスポーツ関連の言葉がノミネート30語に入らなかったとした上で、今年亡くなった長嶋さんについて「発言のことごとくが流行となっていた『ミスター・プロ野球』長嶋茂雄さんが亡くなった」と言及。「ご本人とともに幾多の『長嶋語録』にも合掌」と、さまざまな言葉を残した長嶋さんを悼み、選評にかえている。

 

やくみつる氏の選評は以下の通り

今年前半を終えたあたりではコメ不足関連の語が多く口の端に上っていたものの、それ以外はめぼしい語が乏しく、先が案じられた。しかし、その後世情は急変。春を飛ばしてやって来たような夏はいよいよ苛烈を極め、地方政界では素っ頓狂な御仁が一人また一人....。

そして秋には初の女性総理が颯爽と登場し、威勢のいい発信を連発してくれた。

一方、生息域でのクマ被害が連日のように報じられ、「熊害」の文字も見たが、あれは「くまがい」?「ゆうがい」?どう読むのが正しかったのか。

そしてスポーツ関連ではついに30候補に入る話が出ずじまいだった。そんな年に、発言のことごとくが流行となっていた「ミスター・プロ野球」長嶋茂雄さんが亡くなった。ご本人とともに幾多の「長嶋語録」にも合掌ー。