高市早苗首相は12日午後の参院予算委員会冒頭、午前11時44分ごろに北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県で震度4の地震が起きたことを踏まえ、国民に注意を呼びかけた。
今回の地震は午前の予算審議終盤に発生した。午前中の審議は予定通り行われたが、午後の審議は、5分ほど遅れて再開された。
高市首相は質疑に入る前に委員長に発言を求め、北海道、青森県、岩手県、宮城県の太平洋沿岸に津波注意報が出され、約1メートルの津波到達が予想されると発表されたことを踏まえて「どうか、海岸には近づかないよう注意をしてください」と呼びかけた。
当該地域では8日に青森県で震度6強の地震が発生したばかりで、巨大地震の発生可能性が平常時より相対的に高まっているとして「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されている。高市首相は「国民のみなさまにおかれましては、実際に大規模地震が発生するかどうかは不確実であることを十分にご理解いただいた上で、自らの命は自らが守るという原則に基づき、防災行動をとっていただくよう、引き続きお願い致します」と訴えた
当該地域の住民に対しては、気象庁や自治体の情報や安全な避難場所や避難経路の確認、家具の固定などの地震への備えの再確認を求めるとともに、「揺れを感じたら、すぐに避難できるよう態勢を維持していただきながら、社会経済活動をしていただけるようお願い申し上げます」とも、述べた。

