作家の室井佑月氏(55)が、8日に体調の異変で緊急入院し手術に追い込まれた中、顧みないかのようにXで議論、反論に終始する夫の米山隆一衆院議員(58)に疑問を呈した一連の動きが16日、米山氏が所属する立憲民主党にも波及した。
泉健太衆院議員(52)が同日、Xで「米山さん、私も今回は佑月さんの言うことに従ってほしい」と、米山氏に呼びかける、異例の方向に発展した。
米山氏は14日にXで「肩書きフリーク・学歴フリークのあなたでさえ、法律と医学をつっこまれたら答えられんだろが。どうせ詭弁を駆使するんだろうけどね」と指摘されたことに反論。「私は『自分が分かっている状態』がどういう状態か知っていますので、そうでない状態は『分かっていない状態』と判別できます」などと回答した。その投稿を引用する形で、室井氏はXで「いいえ、あなたはわかっていません」と痛烈にダメ出しした。その上で「社会正義からデマなどを正していくことは意味がありますが、あなたを叩く市井の人に激怒し、粘着バトルしても、おもしろがる人がさらに増えるだけ。それより『昔のことまで持ち出して、そういうのやめなよ』と言ってくれる人を増やしていくべきです」と諭した。
泉氏は、室井氏の投稿を引き合いに「米山さんの高い政策能力と熱意を、誰かと言い合うことに使うのは本当にもったいない。応援している人も理解者ももうたくさんいる。だから左様ならはもうやめて、社会を変える人と歩む投稿に時間を使おう」と、批判的な投稿に対し「左様なら」などと挑発的な文言を発するより、建設的な議論をするよう促した。それに対し、米山氏は「SNSでの情報発信に様々な意見はあるでしょうが、私の発信は<1>反緊縮/MMTの効果<2>日本の治安(外国人の影響)<3>税収・社会保障の必要性についてほんの少しでも何かを変えたのではないかと思います。自らにも多数の小石が跳ね返る巨石を鑿で穿つような作業ですが、私は矜持を持って取り組んでいます」と反論した。
一連の動きの発端は、室井氏が6日にXで「昨晩、明け方から血尿。おしっこの色にはびっくりこいたが、それより背中と腹が痛くてさ」と体調の悪化を明かしたことに端を発する。同氏は「病院開く時間になったので(一瞬、救急車も考えた)、なんとか車に乗っていってきた」と救急搬送一歩手前まで追い込まれた末、受けた診断が「『尿管結石』だったよ」と報告したが、8日には「大きい病院にまわされて行ったら、尿管結石じゃなく、これから緊急手術になった。充電して、麻酔が切れたら報告します。心配かけて、ごめんね。」と、緊急入院&手術に追い込まれたと明らかにした。
米山氏も8日に「手術はうまくいき、麻酔からも覚めています。また落ち着いたら、ご報告させていただきます。ご心配頂き、大変ありがとうございます」とXに投稿し、現状を説明した。ただ、室井氏は11日、3日ぶりにXを投稿し「ちょっと死にかけたんよ。あとでじっくり聞いて。今、頭、動いてない」と報告。さらに、8日の米山氏の投稿をリポストする形で「この人すごいよね。手術はうまくいっても、妻は抗生剤が種類変えてもなぜか効きにくく、熱も出たりで、なのに夫は毎日、外との喧嘩にあけくれてる」と疑問を呈し「もう離婚して下さい」と、20年に再婚した米山氏に対し、離婚を突きつけた。
室井氏は、14日の一連の投稿の中で「私はあなたの妻になり、『気持ち悪い』とか『パパ活』とかよく言われますよ」と、米山氏が新潟県知事だった18年4月に女性との金銭を伴う交際を報じられ、辞任に追い込まれた件について、いまだに根強い批判があり、自分の身にも降りかかっていると吐露。「苦しいですが、直にいわれたら、真っ直ぐ目を見て『お願いします。そこから先、今とこれからも見てください』と頭を下げてますよ。苦しいけど」と頭を下げていることも明かした。その上で「一緒にそうやって頑張っていくのだと思ってました。どうやら違った」と、離婚への強い意志をにじませた。

