元NHK政治部記者でジャーナリストの岩田明子氏が、15日放送のカンテレ発フジテレビ系「旬感LIVEとれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西ローカル)に出演。立憲民主党の野田佳彦代表と、公明党の斉藤鉄夫代表が同日、新党結成で合意した件について私見を述べた。
新党結成をめぐっては、立憲民主党の原口一博議員が「賛同しかねます」と声明を発表するなど、党内に反発の声もある。
“仲間割れ”の可能性について、岩田氏は「時間がとにかくなかったですからね、急浮上した話ですので。ただでさえ、割と立憲民主党内っていうのは意見の相違がよくみられるうえに時間がなかったので」とし、「これから、まだいろんな意見も出てくるかと思います」と語った。
今回の新党結成の急浮上について、「(高市早苗首相の)解散戦略が電撃的であったことと、選挙期間が本当に短いということで、選挙準備ができていないという中で、『どうやったら得票が増やせるのか』と考えた時に、例えば公明党が小選挙区から撤退をする、その部分を立憲民主党が候補を立てる。比例名簿で公明党の候補の数を多くし、比例名簿上位にするといった協力体制を組むことで、お互い票を調達し合うということが単純計算で成り立つ」と指摘。
ただ、「例えば安保法制をめぐる基本的な立場が全然違う党が、政策協議なしにこういう選挙協力をするというのが野合と言われても…批判を受ける可能性があるので、ここの部分をその後どうするのかというところが重要なポイントだと思いますね」と述べた。
また、「創価学会も長年、自民党と個別に友好関係を築いてきてる人たちもいるから、『いきなり言われても』と。割と公明党は指示に従う政党ではありますけれども、それぞれの選挙区の事情で、全然温度差が大きいですからね」とも。
今後、他党からの合流などの動きについては「またこれも急な話ですから、調整なしにいきなり入るというのは難しいと思いますけれど。大きく分けると、これからは保守勢力、リベラル勢力という大きな構図が出来上がるわけですから。例えば自民党の中とか、国民民主党の中でリベラルと言われている人たちが、合流する可能性があるのかどうか、ちょっと注目点だと思いますね」と語っていた。

