政治ジャーナリスト田崎史郎氏は17日、テレビ朝日系「ワイド!スクランブルサタデー」(土曜午前11時30分)に出演。立憲民主党と公明党が結成で合意した新党「中道改革連合」の動きは、高市早苗首相が自民党総裁選で勝利したことに端を発しているとの見方を示した。
番組では、この日午前、地元の横浜市で次期衆院選不出馬と政界引退を表明した菅義偉元首相(77)の取材対応の内容を伝えた。菅氏は「喜寿を迎え、後進に道を譲ることを真剣に考えた」と、不出馬決断に至った理由を述べた。
田﨑氏とともに解説で出演した同局政治部野党キャップの村上祐子記者に「もし、菅さんが(自民党の)幹部にいたら、(新党結成をめぐる)一連の流れは変わってきていた可能性はありますか」と問われた田﨑氏は、「そうですね」と応じ、「去年の秋、公明党が連立離脱のするのかどうかの時、最後の最後に、高市総理は菅さんに調整を頼んでいる。でもその段階で公明党、創価学会の(連立離脱)方針は固まっていて、もう方針を動かせなくなっていた」と述べた。
その上で、「早い段階から菅さんがかんでいらっしゃれば、(公明党が)連立離脱に至らなかった可能性もあると思いまず」と述べた。
村上記者が「新党にもつながらない可能性も…たら、れば、ですが」と続けると、田﨑氏は「すべては高市さんが総裁選で当選した、そして公明党が連立を離脱した、そして解散したらこうなった、というところで、つながっているわけですよね」とも語った。
公明党は、自民党の「政治とカネ」をめぐる対応や、高市首相の保守的な政治信条などから、26年にわたった自民党との連立政権を解消した。菅氏は石破政権時代に自民党副総裁を務めていたが、高市政権では退任している。

