関東とその近辺の河川で1日、渓流釣りが解禁した。好天に恵まれた山梨・桂川水系では車を止める場所がなくなるほど、待ちわびた多くの釣り人が訪れた。

午前6時40分ごろ、支流の鶴川にある泉橋の下流に地元上野原市の細田充さん(75)は入った。友人とサオを出したが、気温が2度と寒いせいか食いが悪かった。7時半ごろ、ポイントを同橋の下に移すと日が照り始めた。チャンスとばかりに、エサのイクラを日の当たる浅場で流れが緩む淵の部分に投入。納竿した午前11時ごろまでに16~22センチのヤマメを16匹確保した。周囲では中学生と父親の親子連れが同サイズを2人で計18匹も上げていた。細田さんによると、腕のいい人は30匹以上釣っていたという。「解禁としてはまずまずの釣果」と語った。

30年に1度と言われる渇水のせいか、鶴川のこのポイントでも10~15センチほど水位は低かった。「全体に獲物のいる場所といない場所がハッキリしていた。日なたの水量の多い場所に分があった。まとまった雨が降れば、条件は好転する」と、細田さんは分析する。

桂川漁協では今後も追加放流を予定している。詳細は同漁協のHPへ。渓流釣りは、アユ釣りの時期も挟んで9月まで楽しめる。