高市早苗首相(自民党総裁)は12日、東京都内のホテルで開かれた第93回党大会で総裁演説を行い、「私が目指すのは、国でも地方でも選挙に勝ち続けること。私が先頭に立つので、どこまでも自民党を強くしましょう」と、力を込めて訴えた。

2月の衆院選で316議席を獲得し、歴史的圧勝を収めてから初めてとなる党大会。今年は結党70年の節目にも当たる。

高市首相は衆院選を振り返り「経済財政政策の大転換、安全保障政策や政府のインテリジェンス強化など国論を二分することを公約に掲げ、316議席という過去最多の議席をたまわることができた」とした上で、「国民のみなさまに、重要な政策転換を何としてもやり抜いていけ、と力強く背中を押していただけたと考えている」と述べた。

その上で「大切なことは自民党が衆院選で掲げた政権公約は、国民の皆さまとの大切なお約束だ。この政権公約にある政策を、1つ1つ実現していくこと。そして、今年いくつの公約を実現できたのか、来年いくつ実現できるのか、それが党勢拡大、各種選挙をはじめ来年の統一地方選挙、再来年の参院選での自民党への信頼につながります」と、今後に向けてハッパをかけるように訴えた。さらに、「私が目指すのは、国でも地方でも選挙に勝ち続ける、強い自民党をつくることだ。国民のみなさまのお声を全国でがっちり受け止め、必ず花実を生み出せるよう、ともに働いてまいりましょう」と呼び掛けた。

「日本を守り、未来を開けるのは強い自民党だ。私が先頭に立ちます。いっしょに、自民党をどこまでも強くしましょう。それは国民のみなさま、日本国のためだ」とも訴え、会場では満場の拍手が起きた。