栗東の須貝尚介厩舎も期待大の素質馬ぞろいだ。

「去年、ソダシなど活躍してくれた馬たちが皆、卒業していきましたから」と須貝師は力が入っている。

18日、坂路でキャンター調整するリアライズオーラム
18日、坂路でキャンター調整するリアライズオーラム

リアライズオーラム(牡、父オルフェーヴル、母オリヒメ)は11日に栗東に入厩。15-15の追い切りを開始している。「馬格があって、バランスがすごくいいです(500キロ近く)。早くから動けそう」と師。早期デビューとなりそうだ。

ジェゼロ(牡、父サートゥルナーリア、母ラルケット)はセレクトセール(当歳)で3億円で取引された。「来年の春を考えて慎重に育てていきたいですね。自分でもやってきて(半兄ラケダイモーン)、気が乗りやすい血統であることは知っていますから」。

ブチコの22(牡、父モーリス、馬名予定エスタア)はG1・3勝のアイドルホース、ソダシの半弟。「お兄ちゃんのカルパ(3歳)よりもパワーがあります。これも楽しみな1頭」と期待していた。

須貝厩舎の本紙注目2歳馬
須貝厩舎の本紙注目2歳馬