<1>ケーブパール(阪神9R君子蘭賞・14時25分発走)

川田将雅騎手(2023年撮影)
川田将雅騎手(2023年撮影)

19年以降の阪神芝1800メートル戦の最多勝騎手は【28・27・10・41】の川田騎手で複勝率は61・3%。同じく、最多勝調教師は【19・15・10・41】の友道師で複勝率は51・8%。この両者がタッグを組むと【5・3・3・4】で複勝率は73・3%まではね上がる。

友道厩舎所属、川田騎手騎乗のケーブパールは1勝クラス2戦で4着2回と圏内突入まであと1歩。コースを熟知した鞍上との初タッグで、もうひと押しが利くとみた。


<2>シアージスト(中山9RブラッドストーンS・14時35分発走)

23年11月12日、東京7Rの3歳上2勝クラスを制したシアージスト(右)
23年11月12日、東京7Rの3歳上2勝クラスを制したシアージスト(右)

堀師は、22年以降の中山ダート1200メートル戦にのべ12頭を送り込んで【5・1・1・5】。10頭以上を出走させた調教師の中では断トツとなる勝率41・7%、連対率50%、複勝率58・3%のハイアベレージを残している。

シアージストは1、2勝クラスを連勝し、昇級後の近2走でもハナを主張。スピードは3勝クラスでも十分通用するだけに、厩舎得意の舞台での粘り込みを期待したい。


<3>リツィタル(中京9R金山特別・14時15分発走)

先週土日(16、17日)に行われた中京芝2000メートル戦5鞍はすべて、4角で1~3番手だった逃げ、先行馬が勝利。最終週を迎えても芝の状態は良好なままとなれば、流れの落ち着きやすい中距離戦では、前々で立ち回れるタイプを積極的に狙いたい。

少頭数かつ差し、追い込み馬が大半を占めるメンバー構成なら、3走前に今回と同じ中京で先手を主張しているリツィタルとって、願ってもない展開となりそうだ。


【先週土曜の結果】

<1>ジューンテイク

阪神11R若葉S 5着(4番人気)

<2>テリオスサラ

中山11RフラワーC 7着(5番人気)

<3>ソンシ

中京11RファルコンS 3着(1番人気)

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。