24日に川崎2000メートルで争われた芙蓉賞は戸塚記念トライアル。本番がS1に格上げされた18年から準重賞となり、注目度が増している。過去6年の勝ち馬の所属は川崎、大井、船橋、船橋、船橋、浦和。短期間で4場すべてから勝ち馬が出たのも格上げの効果か。

9頭が出走した今年は浦和3頭、船橋1頭、大井1頭、川崎4頭という内訳。制したのは初コースながら1番人気に推された大井のペルセヴェランテ(牡3、荒山)だった。これで8戦5勝2着3回。最後はキタノヒーローに頭差まで迫られたが、2番手から直線で抜け出した。ここ3戦の手綱を取り、3連勝に導いた矢野騎手は「とにかく初ものが心配だった。いい下見ができたと思います」と本番に向けて好感触。返し馬でビジョンを見たり、これまでになくイレ込んでいたりで少なからず不安要素もあったようだが「ゲートがビジョンに近いから出ないかと思ったけど、スタートは本当にうまいですね。この馬の武器だと思う。これをうまく生かせれば本番も楽しみです」。直線で抜け出してからの難しさと100メートルの距離延長に対応できれば、9月4日の本番も期待できそうだ。【牛山基康】