上半期のフランス古馬のトップを決めるG1サンクルー大賞(芝2400メートル、サンクルー)が日曜(5日)に行われます。今年は英国から2頭、アイルランドからの1頭を含む8頭によって争われます。
<G1サンクルー大賞>
枠番(馬番)印 馬名 性齢 騎手
1(7)☆サンリー 牝4 C・キーン
2(3) エイドン 牡6 O・マーフィー
3(5)△クアリフィカー 牡4 P・ブドー
4(6)▲ランボーン 牡4 R・ムーア
5(8)○アヴァンチュール 牝5 M・ギュイヨン
6(2)プライドオブアラス セン4 R・ライアン
7(4)△ルファール 牡4 C・デムーロ
8(1)◎カランダガン セン5 M・バルザローナ
◇ ◇ ◇
主役は先月6日に英国に遠征して臨んだG1コロネーションカップ(芝2410メートル、エプソム)でベイシティローラーの4着に敗れ、連勝が5で止まったカランダガン(セン5、FHグラファール、父グレンイーグルス)です。前走は不得手の道悪の前に戦意喪失。ここは出直しの一戦となります。去勢馬への門戸開放が来年以降になりそうな凱旋門賞はともかく、ジャパンカップの連覇に向けて負けられない一戦です。
相手筆頭は一昨年のG1凱旋門賞でブルーストッキングの2着したアヴァンチュール(牝5、C・フェルラン、父シーザスターズ)でしょう。昨年はG1ヴェルメイユ賞に優勝。凱旋門賞は11着でしたが、今年初戦のG1ガネー賞(芝2100メートル)でダリズの3着し、2戦目となった5月のG2コリーダ賞(芝2100メートル)を制して、ここに臨みます。
昨年の英、愛ダービーを制したランボーン(牡4、A・オブライエン、父キャメロット)は、一昨年夏以来のフランス遠征です。今年は5月のG2ハクスリーS(芝2100メートル)に優勝。幸先の良いスタートを切りましたが、G1コロネーションカップは3着。中1週で挑んだG2ハードウィックSは逃げて着外(11着)でした。
ルジェ厩舎のルファール(牡4、父ルアーヴル)は今年初戦のG2アルクール賞(芝2000メートル)は勝ったブライトピクチャーに首差の2着。5月22日のG1アガ・カーン4世賞(芝1850メートル()はダリズの2着し、ソジー(3着)に先着。本格化近しを感じさせています。
カランダガンと同じグラファール厩舎のサンリー(牝4、父ナイトオブサンダー)はこれがG1初挑戦です。昨年4月にデビューして、3歳時は4戦してG3ロワイヨモン賞など3勝。今年は初戦のG3アレフランス賞(芝2000メートル)に優勝。前走のG2コリーダ賞はアヴァンチュールに4分の3馬身差の2着でした。
近走の成績は冴えませんが、昨年のG1仏ダービー(ジョッキークラブ賞)でカミーユピサロの2着したクアリフィカー(牡4、父ロペデヴェガ)も上位に食い込むだけの能力があります。
(ターフライター奥野庸介)
※競走成績は2026年7月3日現在



