10月4日(日曜)に行われる凱旋門賞(G1、芝2400メートル、パリロンシャン競馬場)のステップとなる重賞も終了。海外ブックメーカーが発表する前売りオッズから今年の有力候補を紹介しましょう。
凱旋門賞の前売オッズ(9月18日現在)は以下のとおりです。
ダリズ(仏F・グラファール厩舎)2・875倍から3・0倍
モルティーズクロス(英W・ハガス厩舎)4・5倍から7・0倍
サンダリングオン(愛J・オブライエン厩舎)6・0倍から8・0倍
カルパナ(英A・ボールディング厩舎)7・0倍から9・0倍
ヴァランディール(仏F・グラファール厩舎)13・0倍から17・0倍
ベイシティローラー(英G・スコット厩舎)13・0倍から21・0倍
ダイアモンドネックレス(愛A・オブライエン厩舎)15・0倍から21・0倍
ミニーホーク(愛A・オブライエン厩舎)17・0倍から21・0倍
メイショウタバル(栗東・石橋守厩舎)26・0倍から34・0倍
アドマイヤテラ(栗東・友道康夫厩舎)34・0倍から51・0倍
フォワ賞(G2、芝2400メートル、パリロンシャン)を制したダリズ(牡4、父シーザスターズ、仏F・グラファール厩舎)が連覇に挑みます。今年は差し脚の威力が一段と強化された印象。昨年、重い馬場をこなしていて仮に雨が降った場合もマイナス材料とはならないでしょう。連覇は“時の運”となりますが、今年も上位争いは間違いなさそうです。
G1英ダービーで2着したモルティーズクロス(牡3、父シーザスターズ、英W・ハガス厩舎)はパリ大賞(G1、芝2400メートル、パリロンシャン)とグレートヴォルティジュールS(G2、芝2400メートル、ヨーク)を連勝し、間隔を空けて本番に臨みます。とても届きそうもない位置から鬼脚を繰り出して逆転したパリ大賞は、この馬の真骨頂。逆転候補の筆頭でしょう。
サンダリングオン(牝3、父フランケル、愛J・オブライエン厩舎)は英オークス(G1、芝2410メートル、エプソムダウンズ)の勝ち馬。9月13日(日曜)に行われたブランドフォードS(G2、芝2000メートル、カラ)を制して、人気を急上昇させています。
カルパナ(牝5、父スタディオブマン、英A・ボールディング厩舎)はキングジョージ6世&クイーンエリザベススS(G1、芝2390メートル、アスコット)とヨークシャーオークス(G1、芝2370メートル、ヨーク)を連勝中。出否は直前の馬場次第となりそうです。
ヴァランディール(牡3、父ザラク、仏F・グラファール厩舎)はニエル賞(G2、芝2400メートル、パリロンシャン)など5戦4勝。まだ底を見せていない不気味さを秘めています。
ベイシティローラー(牡4、父ニューベイ、英G・スコット厩舎)は道悪のコロネーションC(G1、芝2410メートル、エプソムダウンズ)を完勝した道悪の鬼。久々の実戦となったフォワ賞はダリズの2着でしたが、馬場が渋れば大きく浮上します。
ダイアモンドネックレス(牝3、父セントマークスバシリカ、愛A・オブライエン厩舎)は7戦6勝。フランスで1000ギニーとオークスの牝馬2冠を制し、7月のG1ナッソーSまで6連勝しましたが、8月のジャンロマネ賞(G1、芝2000メートル、ドーヴィル)で5歳牝馬のアヴァンチュールに完敗。株を落としています。
昨年の2着馬ミニーホーク(牝4、父フランケル、愛A・オブライエン厩舎)は今年5戦してG2の1勝のみ。昨年のような勢いはありません。8月のG1ヨークシャーオークスはカルパナの3着でした。
日本から挑むメイショウタバル(牡5、父ゴールドシップ、栗東・石橋守厩舎)とアドマイヤテラ(牡5、父レイデオロ、栗東・友道康夫厩舎)はともに伏兵の評価です。それぞれに先行力があり、先手を取れれば見せ場をつくれそうです。
(ターフライター 奥野庸介)
※競走成績は2026年9月18日現在



