無敗の3冠牝馬デアリングタクト(牝5、杉山晴)は、松山騎手を背に坂路で4ハロン55秒4-12秒6を計時した。

松山騎手は「いつも通りの最終追い切り。先週まででしっかりとできています」と感触を伝えた。

右前脚繋靱帯(けいじんたい)炎による約1年の長期休養明け。20年桜花賞以来、6走ぶりの芝1600メートル戦となる今回だが、松山騎手は「以前より歩幅が少し狭くなってピッチ(走法)になっている。今回はマイルなので、その辺がうまく向いてくれれば」と話した。

20年秋華賞以来の復活Vとなるか。