菊沢一樹騎手(24)がタイキバンディエラ(牡、牧浦)を初勝利に導き、現役100人目のJRA通算100勝(うち重賞1勝)を達成した。16年3月5日のJRA初騎乗から通算2904戦目。

ブービー15番人気のパートナーと初コンビを組んだ。3コーナー過ぎからステッキが入ったが、しぶとく脚を伸ばして直線では馬場の真ん中から抜け出した。2着とは1馬身1/4差で、勝ち時計は1分9秒9。

菊沢騎手は「少し時間がかかりましたが、無事に新潟開催で決めることができました。どの勝利もうれしいですが、ひと区切りできたという気持ちです。競馬に対する強い思いや勝ちたい気持ちは相変わらずありますが、少し落ち着くことができたと思います。次の1勝を決めたいという思いと、大舞台でも勝てるようなジョッキーになりたいと思うので、また頑張りたいです」と前を見据えた。