ノーザンファーム副代表でサンデーレーシング代表の吉田俊介氏(48)が、日本人として初めて米ブリーダーズCの評議員に選出された。任期は4年。6日(日本時間7日)に投票が締め切られた。

キーンランド競馬場のゲートウッド・ベル副代表、ニアルコス・ファミリー(04年凱旋門賞馬バゴ、97年BCマイル優勝馬スピニングワールドなどを所有)のレーシングマネジャーを務めるアラン・クーパー氏、ジャドモンドファームのゼネラルマネジャーを務めるガレット・オーラク氏、クールモアスタッドのM・V・マグナー氏など、世界の識者20人で構成される。

吉田俊介氏は「何年か前から周囲に立候補を勧められていました。私としてはまだ早いのかなと見送っていましたが、昨年、日本馬がブリーダーズCを勝ったことがいいきっかけかなと思い、今回立候補しました。日本の競馬のために尽力できればと思います」と話した。