英国王室主催のロイヤルアスコット開催最終日、日本馬初勝利を狙ったグレナディアガーズ(牡4、中内田)は19着に敗れた。

C・デムーロ騎手を背に4番枠からスタート。2つ(内ラチ側とスタンド側)に分かれた馬群の内ラチ側の中団を進み、横一線となった残り400メートルでは最内から先頭争いを演じていたが、残り200メートルで脚が止まった。勝ったのはネイヴァルクラウン(牡4、C・アップルビー)で、勝ちタイムは1分12秒17。

C・デムーロ騎手は「芝馬場が軟らかく、この馬には向きませんでした。また結果として、外側の馬場の方が走りやすかったかもしれません。ロイヤルアスコット開催で日本馬に乗る機会をもらえて感謝しています。ありがとうございました」とコメントした。

中内田師は「大きな点としては6ハロンの距離は少し忙しかったみたいです。また馬場もこの馬の味方になりませんでした。もっとパンパンの馬場の方が走りやすかったと思います。今回挑戦してみないと分からないことも多いですし、いい経験になりました」と前を向いた。