00年朝日杯3歳S(現朝日杯FS)を制した同年の最優秀3歳牡馬メジロベイリーが老衰のため死んだことが28日、分かった。24歳だった。同日、けい養先の東北牧場(青森県上北郡東北町)がSNSを通じて発表した。

同馬は00年9月に札幌でデビュー。4戦目に初勝利を飾ると、5戦目の朝日杯3歳SでG1初制覇。その後は骨折や脚部不安などで1年以上の休養を強いられ、復帰後も2戦した後に再び脚部不安が出たために、現役を退いた。

引退後は青森県で種牡馬生活をスタートさせ、その後はビッグレッドファーム(北海道新冠町)に移籍した。半兄に天皇賞・春優勝馬メジロブライトがいる良血。重賞馬を送り出すことはなかったが、50頭以上の産駒をJRAに送り込んだ。