CBC賞(G3、芝1200メートル、7月3日=小倉)に向けて29日、東西トレセンで最終追い切りが行われた。

ルーキー今村聖奈騎手(18=寺島)が重賞初騎乗となるテイエムスパーダ(牝3、五十嵐)は、坂路で鞍上と初コンタクト。4ハロン53秒7-12秒1のタイムで、軽快に駆け上がった。

今村騎手は「最後も余力のある感じで、いい時計が出ました。やればやるほど動く印象です。馬も私も若いので、フレッシュで活気のある騎乗をして、いいレースをしたいです」と好感触をつかみ、レースへ意気込んだ。

デビュー4カ月で、すでに16勝を挙げる期待のホープ。3歳馬で勢いあるスパーダもハンデは最軽量の48キロで、今村騎手の重賞初騎乗初制覇も夢ではない。