素質馬フィオリキアリ(牝5、清水久)は洋芝適性の高さで勝負する。日曜札幌のクイーンS(G3、芝1800メートル、31日)に出走予定。

函館で初の洋芝に挑んだ前走は、1コーナーで故障馬のあおりを受け外へ振られたが、後方から鮮やかな追い込みを決めた。20年桜花賞でも7着に健闘した実力馬が約2年ぶりの復活Vを果たし、清山助手は「涼しい方がいいんだろうね。カイバも食べてくれているしこっちの環境も合うのかな。洋芝の適性も高そう。ここでも楽しみ」と期待する。