凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=仏パリロンシャン)に出走するダービー馬ドウデュース(牡3、友道)が24日、栗東トレセンで遠征前の実質的な国内最終追い切りを行った。武豊騎手を背にCウッド、3頭併せで絶好の動きを披露。“世界制覇”へのステップに予定する、本番と同舞台の前哨戦・ニエル賞(G2、9月11日)へ態勢を整えた。

(株)キーファーズの松島正昭代表(64)は、ダービー制覇のあとに訪れて以来、今年2度目の栗東トレセン来訪。愛馬ドウデュースの実質的な国内最終追い切りを見届けて「すごい。めっちゃ脚が速いね」と目を細めていた。念願の武豊騎手と挑む凱旋門賞まで残り約1カ月。「予定通りにきたし、楽しみ」と笑顔だった。