日本初騎乗のテオ・バシュロ騎手(29=フランス)が8番人気アインゲーブング(牝4、黒岩)を1着に導き、JRA初勝利を挙げた。来日4戦目。ゴール後は派手なガッツポーズが飛び出し、恋人の女性ジョッキー、パコーがプラカードを持ち、祝福のキスを受けた。

バシュロ騎手は「素晴らしい経験になりました。以前からルメール騎手を含め、日本の競馬にはいつも注目していたので、このような素晴らしい馬をオーナーから提供いただき感謝しています。昨日は4着に入れたのですが、レースの感じをつかむのが難しかったです。2日目はさらに良い成績を取りたいと思っていたので、ゴールの瞬間は腕を上げました。皆さまから温かい声援をいただき、うれしいです」と喜んだ。

パコー騎手は「フランス代表として1勝できたことは良かったのですが、今度は私が勝ちたいわ」と勝負師の顔をのぞかせた。